初日ってことで過度な期待をしていた話
舞台の初日公演とか千秋楽公演って、やっぱり普通の公演より魅力的ですよね?
日程的な問題とか、とりあえず作品を確実に見たいとか、色々な理由で初日や楽を諦めることは多いけれど、行けるならやっぱりそういう公演行きたいと思ってしまうのはオタクの性。
そういう公演、キャストからの挨拶がある・いつもより長いからいいよね。
というわけで今月、「プリンス・オブ・マーメイド」の初日マチネに行ってまいりました。
でね、「初日の挨拶、翔太何話すかな〜」なんて思ってたら、何も話さなかったの。
カテコ1回出てきてお辞儀して終わり。
正直めっちゃガッカリしたんですよ、贅沢な話。
チケット代全日程一律なんだから、初日でも楽でもない公演同様に特別感なくたって、別に当たり前なのに。
でもよくよく考えたら、カテコなしなの、大正解なんですよあの作品。
プリンス・オブ・マーメイドって"エデュケーショナル・エンターテインメント"って銘打たれてて、海洋汚染を中心とした海のSDGsに焦点を当てた作品で、あの作品の最も伝えたいことは作品の中で全て伝えきっている。
カテコで人魚の王子様・カイではなく、主演俳優・林翔太が話すところを楽しみにしてはいたけれど。
きっと林翔太が話を始めたら「コロナ禍」「無事に幕が開いた」という話になっただろう。
それが悪いわけではないけれど、作品が伝えたい海のSDGsにつけ加えて、もうひとつ情報が我々に与えられてしまう。
そう考えると、純粋に海のSDGsとして作品を成立させるにはカテコも最低限、演者全員が1人ずつ(あるいは少人数ずつ)センターに立ってお辞儀をして、最後にカンパニーみんなでお辞儀をして終わりというのは正しいのだ。
オタクの感情、オタクの期待云々ではなく。
ってことにふと気付いたのは見に行ってから3週間くらいしてから(笑)
終演直後とか結構それなりにショックだったもんね…
今、コロナ禍で色々な場面で生じている様々な問題よりも「兎にも角にもコロナ対策!!」みたいな時期に、この作品を上演するその覚悟の表れがきっとあの短くて簡潔で最低限のカテコだったんじゃないでしょうか。
さ、それに気付いた私は、海のSDGsのためにまずは何からしようかな?
見に行った皆さんも、見に行ってないけどこのブログに出会った皆さんも、余裕を持ち得るならば海のこと考えてみませんか?
なんか先月がLGBTQの話で今月がSDGsの話だと、本当にこのブログがジャニオタのものなのかって感じするけど(笑)
現役大学生、月に1回くらいは真面目な顔もしてみたいのです、というわけで。
ブログのタイトルに迷って「○○な話」ってつけがちなゆかりんちょでした。
毎月ブログを書くというマイルール、しんどいから来年はやらないにしようかな…って思ったり思わなかったり。
プリンス・オブ・マーメイドに合わせて、海モチーフのネイルしたんですけど、めっちゃ可愛いから最後に自慢させて(笑)
全部百均のマニキュアで塗りました♪安上がり(チケット代払ってたらシンプルに金欠なだけ)