こっしーに遭遇した話
きっと誰もが「推しと遭遇したらどうしよう」って一度は考えたことがあると思います。
え?ない?あるでしょ......先生怒らないから正直に言ってごらん?
私は常々「どうしよう」と考えていました。
しかしこのどうしようは、応援していることを伝えようだとか何をしようという意味でのどうしようではなく、そんなイレギュラーでハッピーな出来事が本当に起きたら困っちゃうなという気持ちでした。
そんなもん、考えてないも同然ですね…...
私のオタク歴もそれなりになり、現場数もそれなりになってきて、見学被りとか見学前・後にすれ違う、みたいな経験はもう珍しくなくなってきました。
その程度じゃもう揺らがないほどに成長しました。
ところがどっこい、そんな私がとんでもなく驚く出来事が起きたのです。
母と弟と東京駅で行われていたハリポタ展を見に行ったあと、せっかく来たのだからと帝劇までお散歩したのが事の始まりでした。
どでかいSHOCKのポスターの前で写真を撮り(というか弟に撮らせたのがこの写真)、せっかくだから帝劇の看板と千と千尋の神隠しのポスターも撮ろうかと振り向いたところ、やんごとなきオーラの方が視界に。
そうです、ふぉ~ゆ~の貴公子・越岡裕貴さんです。
思わずお母さんの腕にしがみつきました。
私「どうしよう、こっしーいるこっし―いる」
母『誰?』
私「この写真の人」
母『声掛けてみたら?』
私「無理」
なんて言いつつ、母に背中を押されお声掛けさせていただきました。
本当に神対応で、優しくてかっこよくて、現実世界に存在するんだ~と感動しました。今でも思い出してドキドキしています。
SHOCK見にいきますって言ったからだと思いますが、別れ際に「また」って言ってくれたの本当に嬉しすぎました。
いくら千と千尋の神隠しが休演日とはいえ、来月帝劇に立つ男が正面入り口前にいるのはどうかと思うぜ......あゆふぉゆ書く場所なんて他にいくらでもあるでしょうに。
神対応をありがとう、素敵なひと時をありがとう。
一生忘れられないし、走馬灯の中の長い時間をきっとあの瞬間が占めるだろうと思います(笑)
そしてそのあと帰りの電車の中で、あゆふぉゆで裕の字が湯につかっているのを見て、あの文章を読んで再び心臓をバクバクさせました。
本当に心臓に悪い、寿命縮みました。
というか今日死んでも後悔ないって程の幸せを感じました。
ただ、私は死ぬわけにはいきません。
御本人にSHOCK見にいくって宣言をしてしまったし、「また」と言われてしまったので。
少なくともSHOCKを見るまでは強く生きようと思います、この素敵な思い出を胸に。