ゆかりんちょのブログ

観劇が趣味のジャニオタが気が向いた時だけ書くブログです。

『家を出た瞬間から観劇です』

 

家に帰るまでが遠足です

 

 

 

誰もが1度は見たり聞いたり言ったり言われたりしてるであろうこの言葉。

 

真の意味はどうであれ、遠足の帰り道浮かれた気分で家に帰らなければ一生遠足じゃん!!といつもと違う道を通って帰宅して、帰りが遅いとお母さんに怒られたこと、誰もが経験ありますよね。ないですか?みんないい子なんですね…

 

先日『ダブル・トラブル』ハリウッドチームのプレビュー公演を見に行ってまいりました。(書くの遅くてすみません😅)

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プレビュー公演の会場が、かなり家の近くでして、30分弱で着く場所、頑張れば家から自転車で行けちゃう距離(髪の毛ぐしゃぐしゃになりそうだから電車乗りましたけど)だったんですね。

 

その時思ったのが『家を出た瞬間から、家に着く瞬間まで全部含めて、観劇という行為、観劇の楽しさなんだな』ということです。

 

そもそも会場の最寄り駅が、自宅の最寄り駅から急行で1駅。複数しているバイトの一つク□ネコヤマトに行くときに降りる駅な時点で、日常生活すぎてテンション上がらない。バイト行くのと同じ道通って推しに会いに行ってご覧なさい、感情がバグります。

 

日頃憂鬱が待ち受けている道を歩んだら、その先に推しが待ってるんです、そりゃ脳みそおかしくなりますわ。

 

日頃よく推しに会いに行く有楽町周辺まで、だいたい1時間半かかるかかからないか、みたいな感じなのですが、あの1時間半で推しに会うというイベントに向けてじわじわと気持ちを高揚させているんだなと気付けました。

 

劇場に向かう味気なさもそうですが、帰り道もまぁ切ない。

 

普段なら1時間ちょっと電車乗ってる間に、見てきた作品反芻してレポ上げて、ひとしきり噛み締め直して帰宅できるんですけど、この日は駅着いた▶️電車乗った▶️地元到着が5分ほどで、帰り道の反芻タイムが取れなかったんです。

 

反芻しながら帰ることで、段々と現実に帰っていくその時間さえ私は楽しんでいたんだなと思いました。

 

ダブルトラブルなんて、3時間くらいかけて帰宅したいくらいに濃い作品なのに…

 

家に帰れば『ご飯とお風呂どっち先?』『さっさとご飯食べてもらえると助かるんだけど』と言われ、こんなときだけは一人暮らしをしたくなります。

 

劇場は少し遠くにあるくらいがちょうどいい。

 

なんかどこかで聞いたような言葉ですが、心底そう思います。

 

いつか一人暮らしする日が来たら、どの街で暮らすのか決めるときに少し気にしてみようかな、劇場までの時間。

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